仙台からクリスタルボウルの響きをあなたに… 東北文化学園大学の授業を終えて

東北文化学園大学の授業を終えて

先月 旅に出かける前に
東北文化学園大学の医療福祉学部で授業をさせていただきました。


東北文化


後期の実習を控えた
看護学科の3年生
80人ほどの学生さんが対象で
去年に続き二度目の授業でした。


旅から帰ったら
届いていた授業の感想の束。


東北文化 感想


感激しながら
やっとゆっくりと読ませていただきました。



今年の授業では
「想像力」というテーマで
さまざまな形で表現されたものから
その人の気持ちを想像してみることの大切さをお話しました。


テキストは
父の歌集『島青き地図』から一首
柴田トヨさんの詩集『くじけないで』から6編


そして
特別支援学校の教師時代
入学したばかりの高等部になじめずにいたYさんと
たまたま私が歌った日本の唱歌をきっかけに
心を通じあわせることができたお話をしましまた。



紹介した父の歌は
「ののしられて帰りし父と知らずして児はやはらかき体温を伝ふ」


幼い頃 
父には優しい言葉など
掛けてもらったことなどなかった
と思っていたのですが

この歌を読んで
父の私たちへのいつくしみを感じ

父自身 日々の暮らしの中で
さまざまなつらさを抱えながら生きていたことを
想いました。


トヨさんの詩集は
母の通院の送り迎えの合間に
一緒に選んだ一冊でした。


いくつになっても
ひとは一人の尊厳を持った個人として
接してほしいと想っているのだということに
気づかせてくれ

お年寄りは
長い人生を生き抜いてきたからこそ
智慧ややさしさ
今 苦しみやいたみを抱えながら生きているひとたちへの
いたわりをもっているのだということを
思い出させてくれる詩でした。



満足


そのひとのことを知りたい
もっと親しくなりたい
わかりたいと思ったら
方法はたくさんある


たとえば
そのひとや
そのひとと同じような境遇のひと
世代のひとが書いたものを読むこと

そのひとが
書いたり話したりできなかったとしても

そのひとの全身を観察して
そのひとの全身が
表現しているもの
発信しているものを

見て
感じて
こころの中を想像していくこと
そんなことをお話しました。


そんな話が
若い学生さんのこれからに
何かのヒントになればいいな
思っています。


東北文化 忠良さん


さいごに
感想に多かった柴田トヨさんの詩をふたつ
紹介します。


***************


「先生に」


私を
おばあちゃん と
呼ばないで

「今日は何曜日?」
「9+9は幾つ?」

そんな バカな質問も
しないでほしい

「柴田さん
西条八十の詩は
好きですか?
小泉内閣を
どう思います?」

こんな質問なら
うれしいわ





「貯金」


私ね 人から
やさしさをもらったら
心に貯金をしておくの

寂しくなった時は
それを引き出して
元気になる

あなたも 今から
積んでおきなさい

年金より
いいわよ





****************


東北文化学園大学の作山先生 祥雲先生
このような機会を
ありがとうございました。



学生さんたちからいただいた感想をいくつかご紹介いたします
このページを開いてくださいね ↓

授業の感想から

・柴田トヨさんの詩を読んで、介護を受けている方の心のうちを知ることができた気がします。いくつになっても、たとえ、日常のすべて介護を受けながらの暮らしでも、人を一人の個人として敬意を持って接したいと思いました。また、詩や短歌から、その方の様子からもその人の気持ちを想像することができることに驚きました。

・私は自分の親に対してあまり関心を持てずにきましたが、今日のお話を聴いて時間を作って親に会いにいこうと思いました。また自分が親になった時、子どもが今何を思っているのか、想像しようとする親になりたいと思いました。支援学校の生徒さんの話も柴田さんの詩も、目の前の患者さんや利用者さんの歴史や想いを知ることの大切さを教えてくれました。良いコミュニケーションの中で、よりよい医療も提供できるのではないかと思いました。

・音楽を通して関わりを持っただけでなく、その時のその方の様子を細やかに観察することが大切と言うお話に、看護と同じ視点を感じました。クリスタルボウルも初めて聴かせていただきましたが、とても気持ちが穏やかになり静まっていって驚きました。すばらしかったです。

・人の気持ちを知ることの大切さを改めて感じました。その人が話す言葉だけでなく、ちょっとした表情や声、動作などにもヒントはあって、それを見て、そのひとの悲しみや怒り、寂しさを想像することができるんだと思いました。今まで音楽を使ってのアプローチを考えたことはなかったので、生徒さんとのお話を聴いてそんなかかわりあいもできるんだと驚きました。クリスタルボウルの音も身体と心が癒されていくようで、不思議で神秘的な体験でした。

・柴田トヨさんの「先生に」の詩を読んで、高齢者だからといって子ども扱いするような話し方はやめようと思いました。そのひとが今感じている寂しさを想像し、尊厳を尊重できる看護師になりたいと思います。

・生徒さんとのお話で、音楽を通してわかり合えた時の感動がが伝わってきました。そして、目の前の人の気持ちや歴史を想像し、考えることの大切さを知りました。「人が喜怒哀楽を思い切り表出する姿は美しい」という言葉に、とても感動しました。

・優しい言葉遣いやトーンの語りで、最後の演奏まで、心がほっとするような時間でした。音楽や詩や短歌で、人と人の間が縮まり、相手を理解する一歩につながっていくということを感じました。私も患者さんと接する際には、そのひとの気持ちを想像して行動したいと思いました。

・私は今まで自分の親に対して「親として」の面でしか見ていませんでした。しかし子どもと同じように、親も未熟な部分も持ちながら成長していく存在なのですね。今思うと、あの時の親の気持ちはどうだったのか、今回の講義で想像することができました。ギターで歌っていただいた歌も、その歌にかかわる生徒さんとの物語もとても心を打たれました。歌でその人(利用者さん)の観察ができると考えたことがありませんでした。そのひとを知るきっかけはどこにでもあるのだと思いました。クリスタルボウルの演奏は初めて聴かせていただきましたが、心にじんわりと広がってくる音色でした。ありがとうございました。

       
 みなさん ありがとうございました^^


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プロフィール

遠藤 園子

Author:遠藤 園子
クリスタルボウル奏者&ホリスティック・セラピスト。
宮城県仙台市在住。

旅先のセドナでクリスタルボウルに出逢い、からだとこころを癒すその響きに魅了される。

宮城県での教師生活を経て、2007年より演奏活動を開始。地元仙台をはじめ山形、福島、東京ほか関東各県、三重、岐阜、京都、奈良、大阪でなどでも演奏会を開く。年間数百人の方々にクリスタルボウルの音を届ける中、リラクゼーションにとどまらないさまざまな音の効果や働きを知り、ますますその魅力を感じている。

現在は演奏会活動のほか、地域や職場の健康福祉講座、子育て支援事業、介護講座、統合医療関係のワークショップ講師としても活動。個人宅にも出前演奏にでかけている。

「Holy Whole 仙台ホリスティックセラピー研究所」として
クリスタルボウルによる音響療法、フラワーエッセンス、アロマテラピー、表現アートセラピーなどの心身のくつろぎと自己発見のための個人・グループセッションや、演奏講座なども提供しています。


忙しい毎日に疲れた時 寂しい時 悲しい時 ほっとしたい時 
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静けさを思い出すそんな響きをお届けできたらと思います

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